前田 浩吉 現代の名工(厚生労働大臣 卓越技能賞)に選ばれる。 |
「現代の名工」とは
趣 旨
卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めることを目的としている。
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被表彰者の決定
被表彰者は、都道府県知事、全国的な規模の事業を行う事業主団体等(※)その他一般の推薦者から推薦のあった次の各号のすべての要件を満たす者のうちから、厚生労働大臣が技能者表彰審査委員の意見を聴いて決定する。
・技能の程度が卓越しており、当該技能において第一人者ともくされていること。
・表彰に係る技能を要する職業に関して、現役の技能者として従事している者であること。
・技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者であること。
・他の技能者の模範と認められる者であること。
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厚生労働省より
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第11部門 造園工
前田 浩吉(まえだ こうきち)
所属名 宮崎造園株式会社
技能功績の概要
造園技能に卓越し、伝統的な庭園様式を踏襲しながらも、新たな感覚で宮崎県の風土・歴史に即した庭園づくりを行う。その優れた美的感覚と宮崎の恵まれた自然を表現する技能にかけては業界の第一人者と言われている。また、業界の発展及び後進の指導育成・技能振興事業等に大きく貢献している。
インタビュー(抜粋)
私は若い頃から手作業が得意で中でも土に親しむ仕事に魅力を感じていました。〜
農業高校卒業後、関西方面の造園先進地で6年間、大阪、京都の神社・仏閣の庭園、公共施設公園、個人庭園等の仕事に関わり、無我夢中で多くのことを学びました。〜
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当時はふるさと宮崎で造園会社を立ち上げるのだと言う一念で技術、技能の修得に努力しました。〜
この度、造園業でもこのような名誉な賞を受賞する事が出来たのは、造園業界が一丸となって会員の技術、技能の研磨に励み頑張って来た成果でありますので業界皆で戴いた賞だと思います。
世界には様々な庭園様式がありますが、日本の伝統、歴史、文化を代表する日本庭園が私は好きです・・・・・。最近教育問題等々諸問題が山積みしておりますが、人間には自然に親しむ心、土に親しむ心が大切だと思います。若い技術者の皆さん尚一層の研磨に努め地域振興の為に頑張りましょう。
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